2016年5月1日日曜日

期間限定!「水芭蕉の森」と「上州沼田 真田丸展」を見に沼田へ

真田信繁の糸締め人形

ゴールデンウィークが始まったので、沼田(ぬまた)方面へ行ってきました。
主に目的は二つ。
一つは旬の水芭蕉(ミズバショウ)を見ること。もう一つは真田丸展を見ること。


水芭蕉が咲く絶景を見るなら「尾瀬ヶ原」(おぜがはら)と相場は決まっていますが、尾瀬玄関口の鳩待峠(はとまちとうげ)からあの絶景を拝むには、最低でも片道1時間以上を山ノ鼻(やまのはな)から竜宮あたりまでトレッキングしないといけません。
また帰り道は標高差200m弱の登り返しなので、行きよりも大変です。

「トータルで2時間半以上かかるのは耐えられない。しかも混んでるし…」
そんな需要を叶えるのが、ここ「水芭蕉の森」なのです。
尾瀬よりも手前なのでアクセスしやすく、ゴールデンウィークよりも少し前に咲きはじめるので、シーズン中の尾瀬ヶ原ほど混みません。

以前はもう一つの尾瀬の玄関口である大清水(おおしみず)湿原がその役割を果たしていたらしいのですが、気候の変化なのか最近ではあまり大きな水芭蕉の花が咲かなくなっているとかで、より簡単にアクセスできる「水芭蕉の森」の方に分があります。
ただこの森の存在はあまり周知されていないので、美しい景色が望めるにも関わらず人気があまりない、いわば穴場スポットになっています。
ということで、旬の今のうちに急げ、水芭蕉の森へ!

「水芭蕉の森」のミズバショウ 

尾瀬(おぜ)の少し手前の「水芭蕉の森」にて。
ナイス水芭蕉!
夜はライトアップもあるよ~
(去年5月15日の「水芭蕉の森」→父さんとスノートレッキング in 尾瀬


湿原の妖精・ミズバショウ

水芭蕉の可憐な姿とせせらぎに癒やされること間違いなし!
平日に訪れれば一人占めも夢じゃないかも。

昨年訪れたのは最盛期を過ぎた平日だったので、すぐ手前まで車で行けましたが、今年はGW初日で出入りが激しいせいか交通規制がかかっていました。
お年寄りや身障者が乗っている車ならば奥の駐車場までいけるようなのですが、案内に気づかず足の悪い母を傾斜のある400mほどを無理に歩かせてしまい、一時は到着が危ぶまれましたが、なんとか歩き切ることができました。よかった…

ワンカップ酒のコップもミズバショウ柄

入り口近くには昨年無かった出店が!
ワンカップ酒の瓶を再利用したコップでお茶をいただきました。
この水芭蕉柄のコップ、おばあちゃんちにもあったわあ。懐かしい!

出店前のテーブル席で揚げたての山菜天ぷらと、細さバラバラな手打ち感がうれしい蕎麦をいただきました。
麺もおいしいけど山菜天ぷらも最高でした。とくに今が旬の尾瀬名物「行者にんにく天ぷら」が超絶品!


さて、ひとしきり水芭蕉と戯れたあとは、本日二つ目の目的地「上州沼田真田丸展」へ。

本当の展示はいつまでなんだ?上州沼田真田丸展

沼田駅近くのグリーンベル21(〒378-0044 群馬県沼田市下之町888 グリーンベル21)という建物の中で、2017年3月31日まで展示しています。


無料展示スペースにて。
大好きなお父さん(草刈正雄さん演じる真田昌幸)と寺島さん(出浦昌相)も発見!
出浦昌相は岩櫃城近くの群馬原町にずっと住んでたらしいですよ。


こちらの真田丸人形たちは、大昔にNHKで放送されていた人形劇「新八犬伝」や「真田十勇士」の人形作家・辻村ジュサブロー氏が考案した人形製作技法「糸締め人形技法」を学んだ、高崎の歯科医・清水英寿さんが制作。
どの人形も大河ドラマ登場人物たちにけっこう似ています。
とくに似ていると思ったのが…

藤岡弘、さん演じる本多忠勝の糸締め人形

せがた三四郎だ!(藤岡弘、さん演じる本多忠勝です)


手作り感溢れる六文銭が記された鎧や兜もあり、自由に着用できます。
私も撮りましたよ!


沼田城のジオラマ。広かったんだなあ…と小学生並みの感想を漏らす。


…として知られているそうです。知らなかったよ。


群馬県内の主要城郭分布図。
こんなにもたくさんあったんだねえ。今は一個も無いけど…しんみり。

くっそー家康め…(オチが岩櫃城本丸址の時と同じ)

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