2014年3月5日水曜日

「チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド」と「蒼い炎」

私にとってウクライナといえば「屁で空中ウクライナ(ピエール瀧著)」か「チェルノブイリ」ぐらいのイメージしかなかった。
それはさておき、昨今のウクライナは待ったなしの状況だ。
ロシアという国の得体の知れなさは半端ない。
平和の祭典オリンピック閉会後、息つく暇も無く軍事行動を起こすのだから、これから開催される予定のパラリンピックの立場はどうなるのか。
そんなのはお構いなしのプーチンなのか。

さて、オリンピック開催前の大雪第一弾が降ったあたりから無性に読みたかった本がようやく手に入った。

「チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド」

ソチロス、からのチェルノブイリ探訪。

「チェルノブイリ ダークツーリズムガイド」と「蒼い炎」




チェルノブイリの現在の姿に興味を惹かれたのは、福島第一原発がメルトダウンするよりほんの何ヶ月か前のこと。
(ついこのあいだ2ちゃんねる運営に転載不可の方針を打ち出され今後どうなっていくのか気になる)2ちゃんまとめサイトでまとめられていたスレッド
「チェルノブイリ行ってきたけど質問ある?」
を読んでからだ。



「チェルノブイリ ダークツーリズムガイド」より
「チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド」より。赤い場所はキロベクレル/㎡で色づけをしている。
こうして見ると、私の愛する上州の山岳地帯はなかなかのベクレ具合で、胸に迫る何かを感じずにはおれないわけで。


大筋は福島第一周辺の未来をチェルノブイリの今を通して見てみよう、という内容だが、個人的には「ダークツーリズム」の概念について色々知れたらな、と思って手に取った。

未成熟な日本人の成熟化を促進するため、ツーリズムには何ができるのか。
はたまた群馬県民として群馬の魅力を全国の人に訴えていくとき、ダークツーリズム的にはどこに着目すべきか。
そんなたいそうなことを、たまに真面目に考えてみたくなるのだ。

ダークツーリズム・ガイド読み終えました → 「福島第一原発観光地化計画」と何年か後の安全

で、「チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド」の傍らにあるのが問題の「蒼い炎」。

店頭で見かけた瞬間、私の大好きな安住紳一郎アナウンサーが日曜天国という冠のラジオ番組で話していた、パンディスト(パンダ研究者の自称)として魂を売った、という放送回を思い出した。
安住アナが5年以上かけて調べてきたパンダ知識を、世間にあっという間に消費されて飽きられないよう、ラジオでは小出しに小出しに抑えてきたのに、中国四川省パンダセンターへの取材付きという甘い誘惑に負け、テレビのパンダ特番で全部放出してしまった、「私は魂を売りました」という回だ。


★「安住紳一郎の日曜天国」関連記事と外部リンク
幻の洋梨ドゥワイエンヌ・デュ・コミス、我が家へ
安住紳一郎の日曜天国 Podcast(TBS RADIO 954kHz)
徹子にも負けない「パンディスト」だった安住アナ - NAVER まとめ

あの話を聞いて以来、私は好きなものを一気に消費しないよう、すぐに飽きたりしないよう、末長く愛することこそが真のファンなり、という姿勢を保つべく、気をつけるようにしている。
本当に。
でも、「チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド」とともに「蒼い炎」も買ってしまった。
ソチロス、おそロシア。
羽生愛、フルスロットル。

前回の記事→ ワイのハニューシカフォルダが火を噴くぜ!

ベアブリックぐんまちゃんによるビールマンスピンの演技(背景はNumberのカバー)

我が家にあるブツの中で最もプーさん寄りの存在、ベアブリックぐんまちゃん(ベアブリックぐんまちゃん買ったんさ〜 ∈・^)によるビールマンスピンの演技(背景はNumberのカバー)でお別れしましょう。
さよなら!




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