2013年5月30日木曜日

四季折々の高崎白衣大観音像とカッパピアの思い出

高崎市のシンボルはダルマだけではない。
振り返れば達磨(ダルマ)がいる街、高崎
高崎といえば上毛かるたの「ひ」の札「白衣観音慈悲の御手」でもおなじみの観音様の存在を忘れてはいけない。

今回は四季折々の情景の中にたたずむ白衣観音像のお姿とご尊顔をご覧いただければと思う。
群馬出身の方には「あゝ懐かしい」と、他県民の方には「でかい!!」と、茨城の方には「牛久にもいるよね」(あれは大仏だけどね)などと思っていただければ幸いだ。

 
まずは春の観音様から。桜満開の境内から見上げた観音像。

  


 

清酒 観音桜 

 
高崎市役所方面の橋の上より。
中央ちょい上にちょこんと見える観音像。



初夏の観音様は生い茂る青葉のすき間から。


秋の観音様は紅葉越し。







観音様の足元。
この日はこちらにお供え物をする外国人観光客の姿があった。

観音様の胎内から前橋・高崎市内を見下ろした図を撮った
写真があったはずなのだが、探せども探せども見つからない。無念。

  
境内のところどころにつけられた観音様の足あとはおそらく実寸大。


紅葉越しの高崎観音と塩麹麦豚パスタ


その昔、高崎白衣大観音といえばお膝元にある遊園地「カッパピア」とともに県民に親しまれていた存在だった。
幼少期、夕暮れ時までカッパピアのスケートリンクで滑りまくった記憶がある。
あの時期のリンクにはよく新田恵利の「冬のオペラグラス」がかかっていたこともよく憶えている。新田さんと犬猿の仲だったという国生さゆりの「バレンタインデー・キッス」もかかっていたかもしれない。
私は新田派でもなければ国生さゆり派でもなく高井麻巳子派で渡辺満里奈派だった。
今は宮澤佐江、松井玲奈、市川美織を中心としたDDだ。もちろんももクロも好きだ。

冬のオペラグラス - 「新田恵利」SINGLES コンプリート

↑もはや伝説となった新田恵利の歌唱力をご堪能ください。

そんなおニャン子クラブの事情やオタ話はさておき、私が群馬を離れて東京にいたおよそ十何年の間に遊園地カッパピアは営業不振のため閉鎖されてしまった。
閉鎖後は廃墟マニアの間では有名な撮影スポットとして親しみ深い存在となり、さらには無法者たちの溜まり場となって荒らされまくり、最終的には不審火がきっかけで高崎市に土地が買収されて遊戯施設は撤去されることとなり、今では完全な更地になってしまった。

以前は若い活気に溢れていたであろう観音山界隈も今はこの白衣観音がいる高崎慈眼院を訪れる参拝客が中心の観光地となったようだ。
心静かにうつりゆく四季を楽しみたい、そんな大人たちにとって観音山および高崎白衣大観音と慈眼院は絶好の観光スポットなのかもしれない。

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