2013年12月26日木曜日

芸術が爆発するうどん店・大澤屋

温泉の町・伊香保には「芸術が爆発するうどん店」がある。

川崎の岡本太郎美術館、青山の岡本太郎記念館でもおなじみ「手の椅子」がお出迎え 
川崎の岡本太郎美術館、青山の岡本太郎記念館でもおなじみ「手の椅子」がお出迎え


ざるうどんと舞茸天二つセットの「楓」  
ざるうどんと舞茸天二つセットの「楓」


大澤屋という名前のうどん店をご存知だろうか。
関東近県でTBSラジオになじみのある人ならなんとなく聞いたことがあるかもしれない。
平日朝から昼に生放送しているTBSラジオの長寿番組「大沢悠里のゆうゆうワイド」の合間に流れる伊香保観光協会提供のCMがいくつかある。
そのCMの一つが水沢うどんの大澤屋(水沢うどん|大澤屋)だ。




大沢悠里さんと伊香保のただならぬ関係


悠里さんはCMでこう言う。

「名前は同じですが親戚ではありません」と。

とはいえ悠里さんは戦時中に前橋に疎開していた関係もあって、伊香保とは縁が深い。
旧伊香保町の名誉町民でもあり、近年は「日本のまんなか しぶかわ観光大使」にも選出されたらしい。
きっと悠里さんは私が大好きな大澤屋の水沢うどんや清芳亭(せいほうてい)の湯の花まんじゅう(湯の花饅頭|清芳亭)を食べまくっているに違いない。
うらやましいぞ名誉町民。


TBSラジオ関連の記事


宇宙規模の大きさを誇る「舞茸天ぷら」


宇宙規模の大きさを誇る「舞茸天ぷら」

うどんとともに水沢のもう一つの名物として知られているのが↑の舞茸の天ぷらだ。
私が大澤屋に連れて行った友人たち全員が感嘆の声をあげた、とてつもないボリュームが特徴だ。
友人たちと伊香保旅行を振り返るとき、ここで食べた舞茸天がいかにデカかったかという思い出話をすることが多いが、話すたびに舞茸天の形容のスケールがでかくなるので、今や我々の想像上では小宇宙並みの大きさになっている。
それぐらいこちらの舞茸天ぷらはデカイのだ。

天ぷらには薄く塩がふってあり、そのままで食べられる。
濃い味が好きな人は麺つゆにつけて召し上がるもよし。


岡本太郎の「顔」たちに囲まれて食べるうどんは格別


こんな大澤屋に一度足を踏み入れた人なら知っていると思うが、第一店舗内には至るところに岡本太郎作のオブジェや絵画が飾られている。
大澤屋には第一、第二の店舗があるが、岡本太郎の間があるのは第一の方だ。

第一の二つの広間のうち、岡本太郎の作品と触れ合えるのは椅子席の方なのでおぼえておいてほしい。

 
顔たちに囲まれて。東京オリンピックのアベベもいる

エントランスホール上にある大きなテキスタイルに「TARO」の文字 
エントランスホール上にある大きなテキスタイルに「TARO」の文字


こんな「顔」たちに囲まれてうどんを食べています。 
こんな顔たちに囲まれてうどんを食べています。


嫌なことが続いたときや、ちょっと元気がないときは水沢山へ車を走らせ大澤屋へ行く。
太郎パワーをいただいて元気になるために。
宇宙規模の舞茸天ぷらに会いに行くためにだ。

水沢と岡本太郎関係の記事

 

国民的アイドル・きんさんぎんさんも来店  
国民的アイドル・きんさんぎんさんも来店


大澤屋系列のカレーうどん専門店「游喜庵」のキーマカレーうどん。プリプリの舞茸が美しい 
大澤屋系列のカレーうどん専門店「游喜庵」のキーマカレーうどん。プリプリの舞茸が美しい


牛とろとろカレーうどん。こう見えてけっこう辛い 
牛とろとろカレーうどん。こう見えてけっこう辛い

游喜庵のロゴはもちろん岡本太郎デザイン  
こちらの游喜庵のロゴはもちろん岡本太郎デザイン


 
というわけで、おいでませ、伊香保(の河鹿橋)




0 件のコメント:

コメントを投稿